『それはとても速くて永い』
法橋ひらく
第一歌集批評会
2018年1月27日 / 13:30-17:30
短歌を読むって、どうしたらいいのだろう。どうしたらその歌のよさが「わかる」ようになるだろう。法橋ひらくは歌会で、思考の階段を一段一段のぼりながら、丁寧に一首を読み解いてくれます。では、わたしたちはそんな彼の短歌をほんとうに読めているだろうか、投げられた言葉をきちんとつかまえにいっただろうか。批評会をとおして、今度はわたしたちが彼の短歌と向き合う番ではないだろうか。そう思って、第一歌集『それはとても速くて永い』の批評会を企画しました。(批評会運営チーム)
ABOUT THE EVENT /
日時:2018年1月27日(土)13:30-17:30(開場13:00)
場所:早稲田大学・戸山キャンパス36号館582教室
東京メトロ東西線 早稲田駅下車 徒歩5分
現在キャンパスは工事中ですのでお気をつけてお越しください。
第1部 批評の部:
平岡直子/三上春海/佐藤弓生
第2部 推し歌バトル:
伊舎堂仁/土岐友浩/服部真里子/千葉聡/睦月都
閉会のあいさつ
東直子/法橋ひらく
鯨井可菜子(総合司会)
歌集をまだお持ちでない方は全国の書店や
ネット書店でもご購入いただけます。
【批評会】一般:2000円 無職期間割:1000円
【懇親会】一般:3000円 学生割 :2000円
※無職期間割は批評会のみ、学生割は懇親会のみの割引です。
また割引区分に関しましては、参加者のプライバシーに配慮いたします。
※無職期間割引については法橋自身も無職期間があったことから設定しています。
「僕自身、今までに何度か無職期間を経験しました。そんな時期に興味を惹かれつつ金欠を理由に見送った短歌のイベントがいくつもあったことを思い出して、今回この割引を思いつきました。無職であることを証明する書類(?)みたいなものは一切必要ないです。いま現在財布が苦しくて「興味はあるけれども参加は迷う…」という方がこの割引料金で参加してくださったら、僕としてはとてもうれしいです」(法橋ひらく)
法橋ひらく(ほうはし・ひらく)/1982年、大阪府吹田市に生れる。同志社大学文学部卒業。2008年より歌人集団「かばん」に参加。長らく大学図書館に勤務。
「短歌をはじめてからのこの数年間、僕にとって短歌は<発話>の代わりだったのかもしれない。もしかしたら、この歌集を世に出したということが、自分にとって初めての、本当の意味での<発話>だったのかもしれないとさえ今は思う」(『かばん』2015年12月号より)
冬がくる 空はフィルムのつめたさで誰の敵にもなれずに僕は(法橋ひらく)
ABOUT THE AUTHOUR /